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タプコル公園 : ウィキペディア日本語版
タプコル公園[-こうえん]

タプコル公園(-こうえん、韓国語:)は、大韓民国ソウル特別市鍾路区にある公園である。別名パゴダ公園とも呼ばれている。ソウル特別市鍾路区の鍾路2街に位置している。
==概要==

この公園は三・一独立運動の発祥地で、ここで独立宣言書が読み上げられた。1991年10月25日、史蹟354号に指定された。
「タプコル」(塔コル)および「パゴダ」の名は、園内にある、大理石でできた13層石塔(基壇3層と塔身10層からなる)からきている。この石塔は李氏朝鮮王朝の王室の護寺だった円覚寺の遺跡で、韓国の国宝2号に指定されている。ほかにも円覚寺の碑文などが残存している。
朝鮮王朝第7代国王の世祖1464年、自らの犯してきた殺生を悔いるために、それまで荒れていた寺の跡を円覚寺と改称し、多くの堂宇や門、大蔵経殿、そして現在も残る十層石塔を建てた。しかし16世紀初頭、仏教排斥に熱心だった第10代国王燕山君の代に円覚寺は掌楽院に変えられ、王が音楽を聴いて妓生と遊ぶ享楽の場へと変えられてしまった。16世紀前半には建物もなくなり、十層石塔のみが残った。
1897年、政府の総税務司を務めていたイギリス人の手によって庭園となり、1920年にソウル(当時は京城)最初の公園として公衆に開放された。公園内には三・一独立運動を記念した塔や、独立運動家や愛国家を記念した銅像が建っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タプコル公園」の詳細全文を読む



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