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タプススの戦い[たぷすすのたたかい]
タプススの戦い(タプススのたたかい、)は、紀元前46年4月6日に北アフリカで行われた、ガイウス・ユリウス・カエサル軍と元老院派及びヌミディア連合軍との戦いである。タプソスの戦いとも表記される。なお、ここではタプスス会戦の前哨戦やウティカ包囲戦も合せて記載している。 ==概要==
===開戦までの経緯=== ファルサルスの戦いで敗北し、エジプトで元老院派の総大将であったグナエウス・ポンペイウスが殺害された後も、クィントゥス・カエキリウス・メテッルス・ピウス・スキピオ・ナシカ、マルクス・ポルキウス・カト(小カト)を中心として、プブリウス・アッティウス・ウァルス、ルキウス・アフラニウス及びポンペイウス兄弟(グナエウス・ポンペイウス・ミノル、セクストゥス・ポンペイウス)ら元老院派はウティカを拠点としたアフリカ属州へ退き、同盟関係にあったヌミディア王ユバ1世とも連携して、カエサル派へ抵抗する構えを見せていた。 東部属州での問題(ポントス王ファルナケス2世とのゼラの戦い、元老院派に組したギリシャ諸都市の戦後処理等)およびローマでの諸問題(下記エピソード参照)を解決して後、元老院派を討つべくカエサルはシチリアを経て、紀元前47年12月28日に北アフリカ・タプススの南約70キロの地点に上陸し、紀元前46年1月までに全カエサル軍も北アフリカへ集結した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タプススの戦い」の詳細全文を読む
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