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タマカイ ''Epinephelus lanceolatus''(英名:Giant grouper、ジャイアント・グルーパー)は、スズキ目ハタ科に属し、ハタ科に属する最大の魚で、サンゴ礁に生息する最も大きい硬骨魚類である〔竹本淳史(沖縄美ら海水族館) 平成24年12月 財団法人海洋博覧会記念公園管理財団・発行 『南ぬ風(ふぇーぬかじ) 春号 Vol.23』 (一般財団法人沖縄美ら島財団) 2013-4-4閲覧〕。 == 分布と形態と生態 == タマカイはインド洋から太平洋にかけての海域のうち、ペルシア湾を除く海域に広く分布する。 サンゴ礁域の外側斜面で、崖状または洞窟状になった所、岩場で観察される〔〔。沈没船にもひそむ。 日本では沖縄島以南の琉球列島、和歌山県、伊豆・小笠原諸島でみられる〔生物対象群に関するテキスト情報 環境省 2013-4-5閲覧〕。 水深100m以上の浅い海で大抵は50m以内に生息する。 体長は2m以上、体重は200kg以上にまで成長する〔。体長2.7m、体重400kgにまでになるものもある。3mの非公式記録があるともいわれる〔美ら海生き物図鑑>タマカイ 沖縄美ら海水族館 2013-4-5閲覧〕〔館内探検マップ-特別展示 タマカイ 海洋文化館 Official Site 2013-4-5閲覧〕。 タマカイは大きい口と丸い尾をもつ。幼魚は不規則な黒と黄色の斑点をもち、成魚は緑灰色から緑褐色で、薄いまだら模様がある。鰭には多数の小さな黒い斑点がある。 成魚になるにつれて種特有の斑紋が消え、種を特定することが困難になる〔おさかな情報 No.25 2004年1月 2003年度 第4回展示テーマ ハタ類 水槽設備シムラ 2013-4-5閲覧〕。 餌は、イセエビなど甲殻類、魚類を常食し、時にはウミガメの仔、小さなサメ、トビエイなど、さまざまなものを食する〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タマカイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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