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タマガワホトトギス
タマガワホトトギス(玉川杜鵑草、学名:''Tricyrtis latifolia'' )はユリ科ホトトギス属の多年草〔〔『日本の野生植物 草本I 単子葉類』p.25〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.847〕。 == 特徴 == 茎は多少ジグザクに曲がり、直立または斜上し、高さは40-80cmになる。葉は互生し、葉身は広楕円形で長さ8-18cmになり、先端は急にとがり、基部は心形になって茎を強く抱く。花茎を除き、葉や茎にほとんど毛がない〔〔〔。 花期は7-9月。茎先と上部の葉腋に腺毛のある散房花序をつける。花被片は6個あり、斜めに開き、黄色で内面に紫褐色の斑点がある。長さは約20mmになり、3個の内花被片は長楕円形、3個の外花被片は広長楕円形で、外花被片の方が幅が広く、外花被片の基部に袋状のふくらみがある。雄蕊は6個で、花糸は互いに寄り添って立ち、上部で反り返って先端に葯を外向きつける。花柱の先は3つに分かれ、各枝の先はさらに2裂し、粒状の毛があり紫色の斑点がある。果実は披針形体の蒴果で3稜があり、胞間裂開する〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タマガワホトトギス」の詳細全文を読む
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