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タマクラゲ : ウィキペディア日本語版
タマクラゲ

タマクラゲ ''Cytaeis uchidae'' Rees は、花水母目に属するクラゲの1種。小さな丸っこいクラゲで、ポリプムシロガイの殻の上に付着する。
== 特徴 ==

=== クラゲ ===
クラゲは高さ1.5mmで幅もほぼ同じ、全体に球形をしている〔以下、主として岡田他(1965),p.181〕。遊離直後のクラゲはほぼ立方体で高さ0.5mm〔岡田他(1965),p.182〕。最大では傘の径は2mmになり、傘の先端にくぼみがある〔三宅、Lindsay(2013),p.73〕。4本の放射管、傘の縁に沿って環状管があり、傘の縁には短い縁触手が4本ある。口柄は円筒形で、それを取り巻いて生殖腺があり、これはクラゲの遊離時には既にかなり発達しているが、よく発達するとさらに厚くなる。口柄の先端には始めは4本の短い有頭触手があり、これは後に10本まで数を増やす。寒天質は厚く、口柄は青みを帯び、生殖腺は褐色で、触手基部は黒い。なお、雌雄異体である〔出口他(2012)p.95〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タマクラゲ」の詳細全文を読む



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