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タムシバ : ウィキペディア日本語版
タムシバ[たむしば]

タムシバ(田虫葉、学名:''Magnolia salicifolia'')はモクレン科モクレン属の落葉小高木。別名を「ニオイコブシ」といい、花には芳香がある。早春に白い6弁花をに先立って咲かせる。
他に「カムシバ」の別名をもつ。こちらは「噛む柴」で、葉を噛むとキシリトールのような甘味がするためにこの名前がついた。これが転じて「タムシバ」となったといわれる。
==特徴==
花はコブシに似るが、コブシが花の下に葉が一枚ついているのに対し、タムシバは花の下に葉がないので見分けは容易である。
葉はコブシの葉が広倒卵形であるのに対し、タムシバは広披針形または長楕円形で、かつタムシバの方が細長い。葉裏もタムシバの葉裏は白味を帯びている(コブシは緑色)。またタムシバの葉は噛むと独特の甘味がある。
果実は袋果が集まった集合果で、タムシバの果実はコブシに比べるとやや小型で、形も捻じ曲がらない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タムシバ」の詳細全文を読む



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