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タモリの笑っていいとも! : ウィキペディア日本語版
森田一義アワー 笑っていいとも![もりたかずよしあわー わらっていいとも]

森田一義アワー 笑っていいとも!』(もりたかずよしアワー わらっていいとも)は、フジテレビ系列1982年昭和57年)10月4日から2014年平成26年)3月31日まで、平日月曜日から金曜日まで)の12:00 - 13:00〔番組生放送終了の正確な時刻は12:58:30。〕(JST)に生放送されていたトークバラエティ番組。通称は『笑っていいとも!』、『いいとも!』。モノラル放送(モノステレオ放送)ハイビジョン制作(2005年7月25日放送分から)を実施していた。
森田一義(タモリ)冠番組。タモリが司会を務める番組の中ではテレビ朝日系列タモリ倶楽部』〔放送開始当初の『笑っていいとも!』とほぼ同時(同じ週の金曜日)に放送開始〕 に次ぐ長寿番組。2014年3月31日の通常放送最終回、および同日ゴールデンタイム枠の『グランドフィナーレ 感謝の超特大号』と題した生放送特別番組で31年半の歴史に幕を下ろした〔。〕。
== 概要 ==

=== 制作過程 ===
1982年10月4日、バラエティ番組笑ってる場合ですよ!』の後継番組として放送開始。また、1982年10月24日(日曜日)には、『もう一度笑ってる場合ですよ!』の後継番組として姉妹番組の『笑っていいとも!増刊号』が放送を開始した。
他に派生番組として、年末年始の生放送特別番組笑っていいとも!特大号』、夏の大型特別番組『FNS27時間テレビ』内で日曜日の午前から午後のお昼の時間帯 (10:30 - 12:30) に掛けて行われた『笑っていいとも!増刊号 生スペシャル』、番組改編時期(春3月・秋10月)に放送されていた特別番組『笑っていいとも!春・秋の祭典スペシャル』『笑っていいとも!新春祭』『夜の笑っていいとも!春・秋のドラマ特大号』が放送されていた。2012年には、当番組が放送開始30周年目ということで当番組をベースとした『FNS27時間テレビ 笑っていいとも! 真夏の超団結特大号!! 徹夜でがんばっちゃってもいいかな?』放送がされたこともある。
1970年代から1980年代当時の人気お笑いタレントが勢揃いしていた、帯バラエティ番組『笑ってる場合ですよ!』の後を受けて、当時深夜色の強いタレントであった森田一義(タモリ)を総合司会に起用する。『笑ってる場合ですよ!』に比べて視聴率的に苦戦することは十分予想できる事態であった。そのため、タモリ自身も3か月から半年での終了を予期していた。
しかし、番組放送開始から半年も経たないうちに視聴率が上昇し、同時間帯(月-金曜12時台)の年間平均視聴率では、1989年の統計開始から2013年までの25年間連続で民放横並び首位を獲得、「楽しくなければお昼じゃない!」(当時のフジテレビのキャッチフレーズ「楽しくなければテレビじゃない!」のもじり)の番組が掲げるコンセプトでタモリといいとも青年隊を軸として、月曜日から金曜日の各曜日レギュラー陣を始めとし、日替わりコーナーゲストに毎回「テレフォンゲスト」を1組招いて、タモリとトークを展開する「テレフォンショッキング」「各曜日日替わりコーナー」「曜日対抗いいともCUP」などのコーナーを主に放送していた。
当番組の特徴として、一般人・視聴者が出演者(芸能人著名人)と共に参加する視聴者参加型コーナーが、番組開始当初から長く続いていたことがあげられる〔例:年齢当てクイズ、そっくりさんコンテスト、若見えコンテスト、美男子・美少女コンテスト、ギャップコンテスト、夫婦コンテスト、腹筋イケメンコンテスト、似顔絵コンテスト。〕。
基本的な番組の流れとしては、オープニング → 日替わりコーナー1本 → 「テレフォンショッキング」 → 日替わりコーナー2本 → 日替わりコーナー3本 → 曜日対抗いいともCUP → エンディングの順番やオープニング → 日替わりコーナー1本 → 日替わりコーナー2本 → 「テレフォンショッキング」 → 日替わりコーナー3本 → 曜日対抗いいともCUP → エンディングで生放送を行っていた。
生放送のため、「テレフォンショッキング」や番組後半の日替わりコーナー2本目が長引いた場合、日替わりコーナー3本目を休止または短縮してそのままエンディングになることがある。通常、当日にオーディションを行う視聴者が出演・参加をする日替わりコーナーを優先するが、日替わりコーナーが2本とも視聴者出演の日替わりコーナーだった場合や、報道などの事情で事前オーディションに受かって出演予定となっていた視聴者が出演できなかった例もある。
番組開始初期から続いた人気トークコーナー『テレフォンショッキング』は、毎回ゲストを当番組に招いて、タモリとトークをするコーナーである。エンディングでは、週替わりの様々なゲームに各曜日レギュラー陣が挑戦し、曜日チーム同士の対抗戦で成績を争う〔年末の時点で一番勝利数の多かったチームが年間優勝となる〕企画があった。このコーナーは『爆笑オールスター・タモリンピック』→『曜日対抗 いいとも!選手権』→『曜日対抗いいともCUP』と名称を変えながら、断続的に行われた(なお、一週間を通しての放送がない年末年始には放送されなかった)。
1991年1月から、番組生放送終了後の約30分間は総合司会の森田一義(タモリ)を始めとする、各曜日レギュラー陣がファンサービスも兼ねてスタジオ舞台上でトークを繰り広げる。その模様の一部は『笑っていいとも!増刊号』で放送されていた〔トークがなかった頃は、13:00 - 13:30に同じスタジオアルタで生番組『ライオンのいただきます』(後の『ライオンのいただきますII』→『ライオンのごきげんよう』)が引き続き放送されており、基本的に『いいとも!』とセットで観覧することとなっていた。〕。増刊号の特別企画でもある「増刊号スペシャル」「いいとも!ファンクラブ通信」「森田一義アワー 座っていいとも!」「いいとも!スピンオフトーク」「いいとも!5DAYS」など複数の企画が行われていた。
日替わりゲストとして「テレフォンショッキング」のゲスト1組、各曜日日替わりコーナーゲストが宣伝や番宣を兼ねて1組から2組〔祝日の時などは多く出演(登場)する。〕出演していた。ゲストには多岐多彩な分野の人物が出演をしており、現役の内閣総理大臣が出演したこともあった。小渕恵三小泉純一郎が生放送中に電話出演したほか、2014年には安倍晋三が「テレフォンショッキング」のコーナーに生出演している。また、日本を訪れている外国の著名人が生出演することも多かった。
1998年10月より本番組開始前(11:57:15 - 11:57:30)に一部地域を除いて、クロスプログラム番組宣伝)を生放送していた。
フジテレビ系列局がない地域において、他系列局で遅れネットも実施された。
本番組の放送期間は31年6か月であった。これは本番組終了時点において、フジテレビ系列帯番組最長記録となった〔2005年5月に、トーク番組スター千一夜』の22年6か月の記録を塗り替えている〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「森田一義アワー 笑っていいとも!」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Waratte Iitomo! 」があります。



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