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タラウェラ山[たらうぇらさん]
タラウェラ山(タラウェラさん、)は、ニュージーランドの北島ロトルア湖北東に位置する火山である。1886年の大噴火が著名。標高は1,111m。 == 災害 ==
*1315年、大規模噴火(カハロア噴火)。なお、同時期にヨーロッパで起きた大飢饉(Great Famine of 1315–1317)はこの噴火によって引き起こされたものであると考えられている〔Norman F. Cantor, ''In the Wake of the Plague: The Black Death and the World it Made'' 2001:74.〕〔I.A. Nairn, P.R. Shane , J.W. Cole, G.J. Leonard, S. Self and N. Pearson 2004. "Rhyolite magma processes of the ~AD 1315 Kaharoa eruption episode, Tarawera volcano, New Zealand", ''Journal of Volcanology and Geothermal Research'', 131: 265-294; K. A. Hodgson, I. A. Nairn, "The c. AD 1315 syn-eruption and AD 1904 post-eruption breakout floods from Lake Tarawera, Haroharo caldera, North Island, New Zealand" ''New Zealand Journal of Geology and Geophysics '48''.3(September 2005) 491.〕。 *1886年6月10日、大噴火。午前2時頃から火山性地震が多くなり、爆発音が数回鳴った。そして午前2時30分頃に噴煙が噴出し、噴火が確認された。噴煙はその後も噴出し、午前3時30分頃に噴石が火口から飛び散った。これにより、約150名の死者が出た。
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