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タラゴン : ウィキペディア日本語版
タラゴン

タラゴン(Tarragon、学名:''Artemisia dracunculus'')は、キク科ヨモギ属多年生植物ロシア南部や中央アジアにかけて分布する。半耐寒性で、日本のような高温・多湿の気象にはやや弱い。フランス語エストラゴン (Estragon) の名で知られる。
== 特徴 ==
草丈は60cmくらい、茎は直立してよく分枝し、葉は対生で、細長く、先がとがっていて、濃い黄緑色で光沢がある。花は滅多に咲かず、また、不稔性なので、挿し木や株分けで増やす。料理の香味づけによく用いられるが、香りが飛んでしまうので、乾燥させたものではなく生で用いるのが望ましい。アニス様の香気を持ち、主成分はエストラゴールである。
種子が売られているのは、アメリカ原産のロシアン・タラゴン ''A. dracunculoides'' である。ロシア産が「フレンチ」で、米国産が「ロシアン」と名づけられているが、マリーゴールドもすべてメキシコ原産にもかかわらずフレンチ(くじゃくそう)、アフリカン(せんじゅぎく)と命名されているという例がある。ロシアンは、草丈1.5m位になる多年草で、性質は強いが風味は落ちるため、料理に利用されることは少ない。
タラゴンは野性的な性質の植物であり、寒さや湿気には弱いが気候が合えば容易に育つ。適度に日の当たる場所で水はけの良い軽い土質を好む。収穫は年に2~3回でき、開花直前が最も香りが高い。同じ株で何度も収穫していると段々と香りが弱くなるので、3~4年ごとに植え替える〔武政三男 『スパイス&ハーブ辞典』、文園社、1997年、p41〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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