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タルボ・アルパイン : ウィキペディア日本語版
シムカ・1307/1308

''シムカ/1307/1308は、クライスラーのフランス子会社・「クライスラー・フランス」(旧シムカ)、及びその後身であるタルボが1975年7月に発表し、10月に発売、1985年まで生産した小型乗用車で、1963年以来作られていた1301/1501の後継車種として誕生、1976年の, ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。クライスラーが欧州戦略車として「クライスラー・アルパイン」の名で英国でも生産した他、クライスラー欧州部門が1978年にPSA・プジョーシトロエンに身売りされたため1980年以降は「タルボ・1510」と改名するなど、様々な名称が与えられていた。〔スペインでは「クライスラー・150」という名称で売られた。〕さらに、1980年にデビューした4ドアノッチバック版は「タルボ・ソラーラ」という別の名称で販売された。
なお、1294cc版がフランス課税馬力で7CV相当であったため1307、1442cc版が8CVであったので1308と呼称され、ヘッドライトウオッシャーやパワーウインドウを装備した上級版は1308GTと呼ばれた。
クライスラー・150」という名称で売られた。〕さらに、1980年にデビューした4ドアノッチバック版は「タルボ・ソラーラ」という別の名称で販売された。
なお、1294cc版がフランス課税馬力で7CV相当であったため1307、1442cc版が8CVであったので1308と呼称され、ヘッドライトウオッシャーやパワーウインドウを装備した上級版は1308GTと呼ばれた。
==概要==

===シムカ・1307/1308/1309(1975-1979年)===
2年前の1973年にデビューしたフォルクスワーゲン・パサートに似た6ライトの5ドアハッチバックボディのデザインは「クライスラー・UK」(旧ルーツ・グループ)のチーフスタイリスト・ロイ・アックス〔1967年の サンビーム・アルパイン(ファストバック版)、1970年の ヒルマン・アヴェンジャーも彼の作品である。〕によるもので、大きなヘッドライトを除くとフランス車らしい個性は希薄であったが、1970年代半ばの欧州小型車のトレンドを巧みにとらえたパッケージングであった。室内のデザインも同様に、分厚いシートがフランス車らしさを現わしていたが、インターナショナルな雰囲気をもっており、右ハンドル化されて英国で生産されても何ら違和感のないデザインと言えた。一方、機構部分はフランスで開発され、横置きエンジン・前輪駆動のメカニズムは1967年デビューのシムカ・1100以来のものであった。1307/1308はほとんどの生産車種が旧態化し、不振であった「クライスラー・フランス」・「クライスラー・UK」(旧ルーツ・グループ)の復活を賭けた、クライスラー初の欧州戦略車として注目され、最初の1年間で25万台以上が売れた。
1976年10月以降は英国のクライスラーUK工場でも生産開始され、1294cc版がクライスラー・アルパインGL、1442cc版がアルパインS、1308GT並みの装備を持つ上級車はGLSと呼ばれて販売された。1979年には1592ccエンジンでオートマチックを装備した「1309SX」もフランス版にのみ追加された。
しかし、1307/1308と、1978年に登場して米国でも生産された弟分のオリゾンをもってしても経営危機にあったクライスラーを立て直すには至らず、、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー受賞車の割には目立たない存在となっていく。とはいえ、1979年までのクライスラー時代の1307/1308/アルパインの生産台数は778,240台と、仏英ともに好調な販売を記録していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Simca 1307 」があります。



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