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タンカー戦争[たんかーせんそう]
タンカー戦争(タンカーせんそう、)は、イラン・イラク戦争中、イラン軍・イラク軍によるペルシャ湾を航行しているタンカー等の船舶に対する攻撃と関係各国による一連の対策をいう。 == 概要 == 1982年7月に実施されたラマダン作戦の実質的な失敗により、イラン軍にとりイラク領への侵攻作戦は一進一退の泥沼状態となった。イランはこの状況を覆し戦争を有利に展開(あわよくばイラクバアス党政権を打倒し、より親イスラム的な政権を樹立させる)する為あらゆる手段に打って出た。当初は石油採掘及び精製施設に対する攻撃であったが、やがて港湾施設、ついで航行中のタンカーに対する攻撃へとエスカレートしていった。 一方のイラクも、イラン軍の反攻で痛手を負い是が非でもイランを停戦交渉へ向かわせる必要性にせまられていた。イラク空軍はその優勢な航空戦力を動員し同年7月14日にイラン領ハールク島の石油積み出し港を攻撃、8月12日にはペルシャ湾北西部一帯を航行禁止海域に設定した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タンカー戦争」の詳細全文を読む
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