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タンクタンクロー
『タンクタンクロー』は、阪本牙城著の漫画作品、およびその主人公の名前。主に大日本雄弁会講談社の雑誌『幼年倶楽部』1934年1月号から1936年12月号にかけて連載された阪本牙城の代表作である。 == 内容 == タンクローは上下前後左右に8個の丸い穴のあいたボウリングのボールのような鉄球状の胴体から、チョンマゲ頭と黒い長靴ばきの足を出した格好の天下の豪傑。胴体の穴から、ピストルや日本刀、飛行機の翼やスクリュー、大砲など何でも突き出す事ができる。内部構造は謎。ロボットという見方もある〔しおざき・のぼる「アトムへの長い道-そのルーツを探る」『完全保存版 鉄腕アトムコンプリートブック』メディアファクトリー、2003年、44ページ。〕が、正体については作中では最後まで謎のままで説明されていない。 タンクローは当初は強盗や相撲取りなど乱暴者を相手にしていた。その後、海の向こうからいきなり日本に攻めてきた怪人・黒カブトを倒すために大活躍する。この黒カブトの造形が1977年のSF映画『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場する悪役キャラクターのダース・ベイダーに似ていることでもSFファンの間で知られる〔横田順彌「スター・ウォーズ異聞」『日本SFこてん古典(III)』早川書房、1981年、248ページ。小松左京「タンク・タンクローで覚えたカタカナ」『タンク・タンクロー』小学館クリエティブ、2005年、9ページ。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タンクタンクロー」の詳細全文を読む
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