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タングステンの同位体[たんぐすてんのどういたい] タングステン(W)の同位体のうち天然に存在するものは、5種類あり、半減期が極めて長いため、安定と見なされている。5種類は全て、ハフニウム(Hf)にアルファ崩壊する。180Wは1.8±0.2×1018年(Ea)の半減期を持つ。その他の天然同位体は未だ崩壊が観測されていないが、半減期は次のように考えられている。182W, T1/2 > 8.3 Ea; 184W, T1/2 > 29 Ea; 185W, T1/2 > 13 Ea; 186W, T1/2 > 27 Ea. 〔National Nuclear Data Center table of nuclides, http://www.nndc.bnl.gov/chart/〕。平均して、1年間に1グラムのタングステン当たり2度のアルファ崩壊が起こるはずである。 27種類の人工放射性同位体が作られていて、最も181Wの半減期は121.2日である。185Wの半減期は75.1日、188Wの半減期は69.4日、178Wの半減期は21.6日である。その他は全て24時間以下であり、ほとんどは8分以下である。タングステンには4つの核異性体もあり、最も安定なものは179mW(半減期6.4分)である。 標準原子量は183.84(1) uである。 == 一覧 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タングステンの同位体」の詳細全文を読む
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