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タンジャーヴール・マラーター(タンジャーヴール・マラーターおうこく、マラーティー語:तंजावूर मराठा साम्राज्य, タミル語:தஞ்சாவூர் மராத்திய இராச்சியம், 英語:Thanjavur Maratha kingdom)は、南インドのタミル地方に存在したヒンドゥー王朝(1675年/1676年 - 1855年)。首都はタンジャーヴール。マラーター王国の始祖シヴァージーの弟ヴィヤンコージーが建国した王国である。 == 歴史 == === 成立 === 1673年9月、タンジャーヴール・ナーヤカ朝がマドゥライ・ナーヤカ朝に滅ぼされたのち、マドゥライ・ナーヤカ朝は王弟アラギリ・ナーヤカに統治させたが、タンジャーヴール・ナーヤカ朝の一族チェンガマラ・ダーサの反抗を受けた。 1675年、チェンガマラ・ダーサがビジャープル王国に援助を求め、ビジャープル王国の宮廷は援軍の派遣を派遣を決め、バンガロールのヴィヤンコージーに出兵を要請した。 同年あるいは1676年1月12日〔 Vyankoji wins Thanjavur 〕〔マドラスのタミル語記録は1675年、タンジャーヴールの寺院の碑文は1676年1月としている。〕、ヴィヤンコージーはアラギリ・ナーヤカを破り、タンジャーヴールを占拠したが、ビジャープル王国に命じられていたにもかかわらず、チェンガマラ・ダースを王位につけず、自らがタンジャーヴールのラージャ(王)だと宣言した。その理由としては、ヴャンコージーがチェンガマラ・ダーサに戦費を要求した際、それを拒否したからだという。 ここに、ヴィヤンコージーを祖とした南インドのマラーター国家であるタンジャーヴール・マラーター王国が成立した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タンジャーヴール・マラーター王国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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