HREF="http:/……">
|
タンタル石 (Tantalite) は組成式 Fe, Mn)Ta2O6 ">HREF="http://www.kotoba.ne.jp/word/鉄" TITLE="Fe">Fe, Mn)Ta2O6 で表される鉄・マンガン・タンタルの複酸化物鉱物である。タンタルとニオブは任意の割合で固溶するため、コルンブ石-タンタル石系をなし、ニオブが多いものがコルンブ石、タンタルが多いものがタンタル石と呼び分けられる(区別しない場合は総称してコルタンと呼ぶ)。ただし、比重は大きく異なり、コルンブ石は5.2なのに対しタンタル石では8.0以上にもなる〔。また、鉄が多いものは鉄タンタル石 (tantalite-(Fe) または ''ferrotantalite'')、マンガンが多いものはマンガンタンタル石(tantalite-(Mn) または ''manganotantalite'')と呼ぶ。 タンタル石はタピオライトともよく似ている。化学組成は近いが結晶構造は異なっており、タンタル石が斜方晶なのに対してタピオライトは正方晶である。 タンタル石は黒-褐色で、条痕も同じである。マンガンを多く含むものは褐色で、しばしば透明のものもみられる。 == 産地 == タンタル石はオーストラリア、ブラジル、カナダ、コロンビア(グアイニア県、ビチャーダ県)、エジプト、北欧、マダガスカル、ナミビア、ナイジェリア、ルワンダ、アメリカ合衆国(カリフォルニア州、コロラド州、メイン州、バージニア州)、ジンバブエで産出される。 資源量はブラジルが最大であり、52.1%を占める).が、2006年の産出量ではオーストラリアが75%を占めた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タンタル石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|