|
タン・フールー (,ピン音:Tang Hu Lu) は、SNKの対戦型格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズに登場する架空の人物。 漢字表記は糖 胡芦。'',ピン音:Tang Hu Lu) は、SNKの対戦型格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズに登場する架空の人物。 漢字表記は糖 胡芦。 == キャラクター設定 == 初代『餓狼伝説』(以下『餓狼』と表記)から登場している、スキンヘッドに白い髭面の小柄な老人。八極正拳〔格闘スタイルが「八極聖拳」となっている作品、及びこのように記された文献あり。〕の創始者にして、テリー・ボガードとアンディ・ボガードの養父であるジェフ・ボガードの師匠。 かつて、ジェフとともにギース・ハワードも弟子に取っていた。タンは自分の後継者にジェフを選んだが、やがてジェフが何者かの手によって殺されたことをタンは知る。実はジェフがタンの後継者に選ばれたことを不服に思ったギースが、ジェフを殺害したのであった。ジェフの死を知ったタンは、急遽サウスタウンに駆け付ける。 ジェフにも伝授していない究極の奥義をタンは持っている。『餓狼』での設定によると、その究極の奥義とは自らの肉体を瞬時に鋼鉄化・巨大化させて凄まじい力を引き出す「鋼霊身」であるが、『餓狼伝説スペシャル』(以下『餓狼SP』と表記)での設定では、本作で超必殺技として追加された「旋風剛拳」が、その「究極の奥義」ということになっている〔『ALL ABOUT SNK対戦格闘ゲーム1991 - 2000』タン・フールー プロフィール 379ページ。〕。 ジェフやギース以外にも多くの格闘家を育てており、その中でもギースは最も凄まじい「気」を発動させることができたという。しかしタンは「格闘家の模範となるべき男」として、ジェフを選んだ。自身の後継を巡った果てにギースがジェフを殺したことを知ったタンは深く悲しんだ。ジェフが死んでからは弟子を取らなくなったが、テリーは例外として門弟に取っているという設定が『リアルバウト餓狼伝説スペシャル』(以下『RBS』と表記)にて追加された。 『餓狼伝説2』では、途中のデモにてヴォルフガング・クラウザーに倒されている描写がある。『餓狼伝説3』ではボブ・ウィルソンのエンディングに登場。アンディ、不知火舞、ジョー・ヒガシ、ダック・キングとともにテーブルを囲んで食事をしている(テリーは隣の席で、ホットドッグを口に詰め込むように食べている)。 『餓狼SP』での戦いの舞台は中国大陸の河北省。険しい山々の中で、左端に吊橋がある。このステージでダック・キングと戦い、ラウンド4(エクストララウンド)まで進んでダックが勝利すると、ステージの中央部分の岩穴からヒヨコが現れて飛び跳ねる。岩穴が見えていないとヒヨコは現れない。 『餓狼SP』以降は戦闘中に挑発を出すと、手拭いで頭を拭き、拭いた頭がきらりと光って効果音が流れるという滑稽な一面を見せる。『餓狼SP』のエンディングでは、高齢の身で無理がたたって入院し、見舞いに来たテリーとアンディに対して「大人しくしておけばよかった」と語っている。また、スタッフロールではテリーの投げた帽子がタンの頭にちょうどはまるという演出を見られることがある。 『RBS』では、勝利ポーズで魂が抜けかかったり、裏性能のEXタンのエンディングではテリーのことも分からなくなった認知症のような状態になっている。『リアルバウト餓狼伝説2』(以下『RB2』と表記』)では、秦崇雷のエンディングで崇雷とともに修行に励んでいる。 『餓狼』シリーズ以外の登場作品には『ネオジオバトルコロシアム』(以下『NBC』と表記)と『THE KING OF FIGHTERS XI』(PlayStation 2版、以下『XI』と表記)がある。『KOF』シリーズでは鎮元斎とは知り合いという設定になっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タン・フー・ルー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|