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ターイフ条約[たーいふじょうやく] ターイフ条約(ターイフじょうやく)とは、サウジアラビアとイエメン(北イエメン、南イエメン時代も含む)間で結ばれていた国境線に関する二国間条約。 ==条約締結まで== 1932年、アラビア半島の大部分を版図に収めたサウード家は、サウジアラビアを成立させた。サウード家は、余勢をかってイエメン王国(当時)へ攻め込んだものの膠着状態となり、1934年に国境線の画定を先送りにして停戦を図った。この際にサウジアラビア西部のターイフで結ばれた条約がターイフ条約である。条約は20年おきに更新を定めることとされており、1954年、1974年と更新が続けられた。 この条約により、20世紀中に出版された世界地図の多くには、サウジアラビアとイエメンの国境線は描かれていないものが多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ターイフ条約」の詳細全文を読む
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