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タービン()とは、流体がもっているエネルギーを有用な機械的動力に変換する回転式の原動機の総称〔ブリタニカ百科事典〕。 == 概説 == 水、蒸気、ガス、空気その他の流体の流れによってホイールやローターと(典型的には)ベーン(羽根)とが組み合わされたものが回転し、連続的にパワーを生みだす機械のこと。〔Oxford Dictionaries. A machine for producing continuous power in which a wheel or rotor, typically fitted with vanes, is made to revolve by a fast-moving flow of water, steam, gas, air, or other fluid.〕 回転体のまわりに数枚~数十枚程度の羽根・翼がついたものに、蒸気やガスなどのさまざまな流体をあてることで高速回転させる。 抽象的に言えば、流体の運動エネルギーを、機械的な回転運動(回転運動のエネルギー)へと変換する装置だとも言えよう。 タービンは流体機械の一種であるが、ピストンモータの往復運動をクランクシャフトで回転運動に変換するタイプの流体機械とは異なり、流体の運動を直接的に回転運動に変換する回転機である。 「タービン」という表現はギリシア語のτύρβη, tyrbē 「かき乱し、乱流」といったような意味の言葉が語源。 なお、作動させるための流体は基本的に液体や気体だが、超臨界流体で動くものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タービン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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