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ダイアトム(Diatome)はフランス産〔産国については、フランス産とする資料とイギリス産とする資料がある。ここでは状況からフランス産とした。詳しくはノートページ参照。〕のサラブレッド競走馬である。生産者と馬主はフランス人のギー・ド・ロートシルト男爵で、フランス国内で走って良績をあげ、アメリカに遠征して当時の国際的な大競走の一つ、ワシントンDC国際ステークスに勝った。種牡馬として日本に輸入され、天皇賞馬クシロキングを出すなど好成績を残した。 ==概要== ダイアトムは、フランスの銀行家、ギー・ド・ロートシルト男爵(イギリス風に発音すると、ロスチャイルド男爵)による生産馬である。代々ロートシルト家が経営してきたモートリー牧場(:en:Haras de Meautry)で生まれたダイアトムは、競走馬としても男爵が所有し、アメリカ遠征を除いてずっとフランス国内で走った。 不運なことに、ダイアトムと同じ年生まれのフランス競走馬には、シーバードとルリアンスという歴史的な名馬がいた。ダイアトムは数々の大レースでこの両馬に敵わなかったが、アメリカに遠征すると、当時の世界的な大レースの一つ、ワシントンDC国際ステークスでアメリカとカナダの代表馬を破った。 1967年に引退した後は生まれ故郷のモートリー牧場で種牡馬として過ごし、1975年に日本に輸出された。フランス時代の産駒からは、アイルランドのダービーを勝ったスティールパルス(Steel Pulse)が出た。日本では、天皇賞馬クシロキングなどが出た。 フランスでは同馬を記念して、サンクルー競馬場でダイアトム賞という競走が行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイアトム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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