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ダイアログボックス
ダイアログボックス(英: Dialog box)とは、GUIにおける特殊なウィンドウの一種であり、ユーザーに情報を提示し、必要に応じてユーザーに応答してもらうもの。(ユーザーに何かを伝えたり、ユーザーに何か入力してもらったりといった)ユーザーとコンピュータ間の対話 (dialog) に使われるため、このように呼ばれる。 ユーザーとのやり取りの種類によって、それぞれ異なる種類のダイアログボックスが使われる。最も単純なダイアログボックスはメッセージボックスのアラートと呼ばれる種類のもので、これは単にメッセージを表示してそれをユーザーが読んだことを確認する(OKボタンをクリックする)だけのものである。警告は何らかのアクションを確認するためだったり、プログラムの終了(クラッシュによる終了やユーザーが指示した終了)の通知または確認だったりする。モーダルなダイアログではよくあるパターンだが、より良い代替手法がある場合にもこのパターンを使うことはしばしば批判の対象となる〔Aza Raskin, A List Apart: Never Use a Warning When you Mean Undo 〕。 == モードレス == 「ノンモーダル」または「モードレス」のダイアログボックスは、要求している情報が処理の継続に必須ではなく、ウィンドウを開いたまま処理を続行できる場合に使われる。モードレスのダイアログボックスの一種としてツールバーがある。これは、アプリケーション本体とは分離されていたり、分離可能となっているもので、ツールバー内のアイテムを使うとアプリケーションの特定の機能を使うことができる。 一般に優れた設計のソフトウェアでは、モードレスの方がユーザーにとって扱いやすい(ユーザーにモード操作を強いない)ため、可能な限りこの種のダイアログボックスを使う。例えば、現在の文書のプロパティ(背景色や文字色など)を設定するダイアログボックスはモードレスとされていることがある。ユーザーが主ウィンドウにテキストを追加するのは、色の設定がどうであっても継続可能であり、好きなときにそのダイアログボックスを使って色を変更できる。なお、それがこの場合の最善のインタフェースだというわけではない。同様の機能はツールバーでも実現できる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイアログボックス」の詳細全文を読む
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