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『ダイ・ハード3』(原題:)は1995年のアメリカ合衆国のアクション映画。『ダイ・ハード』シリーズの3作目である。 == 概要 == 原題のウィズ・ア・ヴェンジェンス (With a Vengeance) は「猛烈に」という意味だが、ヴェンジェンス (Vengeance) のみだと「復讐」という意味になり、作中には両方の意味が隠されている。 引き続きブルース・ウィリスが刑事ジョン・マクレーンを演じた。監督は第1作と同じジョン・マクティアナンである。第1作『ダイ・ハード』では高層ビル、第2作『ダイ・ハード2』では空港と限られた場所を舞台にしていたが、この第3作ではニューヨーク全体が舞台で、街中を駆け回る内容になっている。また、主人公と一緒に行動する相棒がいる、犯人に脅迫されて行動する、舞台は前2作が冬の夜間であったのに対し今作は真夏の昼間である事、それに伴いエンディングも「レット・イット・スノウ(Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!)」ではないなど、シリーズの中では新しい面を見せた作品でもある。 前2作ではそれぞれに原作となる小説が存在していたが、本作の脚本はジョナサン・ヘンズリーの書いた『サイモン曰く』(Simon says)というオリジナルのシナリオを、『ダイ・ハード』用に書き変える事で作られた。当初は船上を舞台とした海洋アクション映画の予定であったが、スティーヴン・セガール主演の映画『沈黙の戦艦』が1992年10月に公開され脚本の変更を余儀なくされた。本作は1994年7月から撮影が開始されている。 小説版では映画と異なる結末が描かれているが、DVD「アルティメットエディション」において、この小説版同様の結末も撮影されていた事が明らかとなっている。 "DIE HARD"のタイトルが小さいのは第1作と同様だが、"WITH A VENGEANCE"はスコープ・サイズの画面一杯に映るように作られた。テレビサイズにトリミングした場合"WITH--"は一部しか映らないため、トリミング版ではテレビ用にロゴを入れ直し、ノートリミング版と比較すると微かな違いがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイ・ハード3」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Die Hard with a Vengeance 」があります。 スポンサード リンク
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