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ダットくんはNHKの幼児向け番組おかあさんといっしょの人形(着ぐるみ)劇。1967年4月から1969年9月まで放送。 == 概要 == 「おかあさんといっしょ」の月曜・火曜と連続して放送されていたコーナーで、原作・飯沢匡、人形デザイン(キャラクターデザイン)・土方重巳による子供向け着ぐるみ劇。「人形が動き出す」という設定は、前作の「ブーフーウー」、後年の「とんでけブッチー」と共通している。 子供部屋を模したスタジオセットにいる進行役のおねえさんが、部屋にいる子どもたちにお話をするスタイルでエピソードが始まる。そしてメガネがトレードマークの白ウサギの男の子「ダットくん」と彼の妹「ピョン子ちゃん」のぬいぐるみ人形を、おもちゃの機関車の客車に乗せて走らせると、床に敷かれたレールは壁の不思議なトンネルにつながっており、トンネルと抜けると「おはなしの森」の世界となり、ぬいぐるみが「着ぐるみ」に代わり、着ぐるみキャラクターによるドラマが展開される。月曜日に子ども部屋を出発、おじいさんやおばあさんの住む森の家を訪ね、自然やそこに住む不思議な妖精たちと触れ合った後、再び機関車で子供部屋に帰って来る、という設定で、帰着後はぬいぐるみに戻る。部屋のテレビには森の様子が映し出されており、ダットくん兄妹が森にいる間、子どもたちはおねえさんと部屋のテレビに映し出される様子を見守り、劇中の魔法の歌を一緒に合唱する、という演出もあった。 森の仲間としては、おじいさん、おばあさんの他、いたずら好きだがどこか憎めない黒ウサギの「ゴンタくん」、4体の不思議な形のキャラが組み合わさった 「コダマ」の仲間たち、輝く光と共に声は発するが姿は見えない「森の女王様」など。悪いいたすらをしたゴンタくんが女王様に懲らしめられるシーンでは、木から逆さまに吊るされたゴンタくんが「逆さまだからタンゴだ」と言って、タンゴアレンジの悲しみの歌を歌う、というシニカルな描写もあった。 主要キャストは前作ブーフーウーから引き続きの起用となった。 本作終了2年後に始まった「とんでけブッチー」の中でも、登場する子供部屋の中に、ダットくん兄妹のぬいぐるみが乗ったおもちゃの機関車が置かれていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダットくん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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