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ダフ屋行為 : ウィキペディア日本語版
ダフ屋[だふや]

ダフ屋(ダフや)とは、いわゆる転売屋の一種で、乗車券入場券や観覧券など(以下「チケット類」)を転売目的で入手し、チケット類を買えなかった人や買いたい人に売りさばく者、または業者のこと。ダフ屋がチケット類を不正に売りさばいたり、売りさばこうとする行為を、ダフ屋行為という。「だふ」という言葉は、チケット類を意味する「ふだ(札)」を逆にした倒語である〔広辞苑 および前田勇著「上方語源辞典」(1965)より。ショバ代が場所に、ゴト師が仕事に由来しているのと同じで、このような倒語は、多くが江戸時代の商人の間で広まった〕。
== 概要 ==

=== 迷惑防止条例による取り締まり ===
2009年時点で47都道府県中40都道府県の迷惑防止条例でダフ屋行為は禁止されており、以下の2つの項目が1つでも当てはまればダフ屋行為として刑事罰の対象となる。
* 転売目的でチケット類を公衆に対して発売する場所において購入すること。
* 公衆の場で、チケット類を他者に転売すること。
またダフ屋行為を処罰する条例を制定していないのは7県〔青森県山形県鳥取県山口県宮崎県鹿児島県沖縄県ではダフ屋行為を処罰する条例がない。〕である。ただしそのような地方においても物価統制令を根拠に取り締まりを行っている場合がある(後述)
また販売形態によっては特定商取引法に抵触する場合もある。
ダフ屋行為が禁じられたのは、戦後の食糧難の時代において、配給券の買い占め行為が存在し、放置しておいてはそれによる餓死者が出る恐れがあったため、時代の要請として緊急に取り締まる必要があったことが契機である。また、東京都で最初に迷惑防止条例が制定されダフ屋行為規制が盛り込まれた1962年当時は暴力団の資金源を絶つ目的の他、ダフ屋によるつきまといや押売りなどの愚連隊による不良行為が問題となっており、その排除が大きな目的の一つに挙げられていた〔「愚連隊にとどめを刺す―都で全国初の防止条例」『朝日新聞』1962年9月8日付朝刊〕。
かつてはダフ屋は暴力団の関係者が多いとされたが、インターネットの普及により一般人がチケット類を大量に購入してインターネットオークション後述)で高額で売りさばく例が増加している。暴力団の関係者ではない一般人のダフ屋を指して「シロダフ」(「素人(シロウト)のダフ屋」という言葉から。)とも呼ばれる〔産経新聞 2005年2月17日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダフ屋」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ticket resale 」があります。



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