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ダブスノール湖 : ウィキペディア日本語版
ダブスノール湖[だぶすのーるこ]

ダブスノール湖(ダブスノールこ、大布蘇湖、、)は、歴史的には内モンゴルの一部とされていた、中華人民共和国吉林省松原市乾安県の南西45キロメートルに位置しており、の東側に広がっている。湖面の面積の60平方キロメートル、平均水深は1.5メートル、最大水深は4メートルである。この湖は天然の塩湖であり、「(天然塩郷)」とも称されている〔中国地理百科 〕。古くから、塩の産地として知られていた。
== 1920年代の日本人による調査 ==
工業原料としての曹達(ナトリウム化合物)資源の探索を行なっていた南満洲鉄道地方部農務課は、1922年に『蒙古ノ天然曹達』という報告書をまとめ、その中でダブスノール湖についても言及した〔 -「2.岡田家武の生涯と著作」(pp.58-62):〕。
1928年1月15日から18日にかけて〔 〕、当時まだ東京帝国大学大学院の学生だった岡田家武は、在満の日本人研究者やモンゴル語通訳とともに、43名の護衛歩兵騎乗巡警に護られながら〔、「曹達湖」として知られていたダブスノール湖の調査を行った〔。この調査で、岡田は、それまでユーラシア大陸では確認されていなかった希少塩類を発見した〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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