|
ダブル()は、2倍や二重、2つ組などを意味する言葉。デュプル () とも。何倍であるかを表す倍数詞の一つである。また、シングルと対になる表現としても使用される。 日本ではラテン文字アルファベットのW(ダブリュー、double U の意味)が俗に「ダブル」と誤って発音されることがあり、そこから転じて「double」を意味する当て字として用いられることも多い。しかし、「W」の語源に照らし合わせれば適切な用法とは言い難いことに注意すべきであり、日本以外では当然通用しない。 == 一般名詞 == * 「二人用」の意。 * ダブルベッドの略。ホテルなどでベットが1つのみの2人用客室(2人用ベッド)。ベッドが2つに分かれている場合はツイン。また、1人用客室(1人用ベッド)はシングルという。 * スポーツ・ゲームの用語 * ダブル (サッカー) * 野球やソフトボール、クリケットにおける二塁打のこと。 * ボート競技の種目「ダブルスカル」の略称。 * ボウリングにおいて、ストライクを2度続けること。 * コントラクトブリッジにおける宣言(コール)の一種。現在有効な勝利条件(ビッド)に対して、そのビッドを出している組の相手側が宣言することにより、ゲーム終了時の得点が倍増する。 * バックギャモンにおける宣言。ゲーム得点を2倍にすることを、手番プレイヤーが宣言する。 * 服飾用語 * 背広・コートなどの洋服の上衣の前合わせのボタンが、縦2列に並んでいる形状またはそのような洋服。英語の「double-breasted」から。両前合せ(両前)、ダブルブレスト、ダブルボタンとも。シングル(片前)に対する。1列が装飾用のボタンである場合もある。 * ワイシャツの袖やズボン(スラックスなど)の裾の部分に外側への折り返しがある(二重になっている)もの。またはそのような裾の形状。シングル(折り返しのないもの)に対する。 * 洋服の布地で約142センチ(あるいは約137センチ)のものをダブル幅という。シングル幅(約71センチあるいは約91センチ)の倍。 * お酒 * ウイスキーなどの量の単位で約60ml。シングル=1液量オンスが約30mlで、その二倍。グラスの底から指二本分程度の深さの液量。 * デュッベル(オランダ語:) - ベルギーを起源とするビールのスタイルの1つ。日本語等では「ダブル」とも呼ばれる。 * その他 * 植物の花の八重咲き * コンピュータで、倍精度の浮動小数点数のこと。 * 民族や人種の異なる両親の間に生まれた者・二重国籍保持者。2つのルーツ(文化)を併せ持っている、という考え方から。「ハーフ」や「ミックス」などとほぼ同義〔「ハーフ」は1950年代からある言葉だが、和製英語であることや一説には蔑称的ニュアンスがあるということから、近年は廃れつつある。〕。 * 重複や合致する事、同じ物を意味する言葉(日本語で「だぶってる」という言葉の語源)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダブル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|