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『ダブルクロス』(略称『DX』)は日本製の現代アクション物テーブルトークRPG。デザイナーは矢野俊策。2001年に出版された。 == 概要 == ゲーム・フィールド(ファーイースト・アミューズメント・リサーチ(F.E.A.R.)の出版部門子会社)が主催する「ゲーム・フィールド大賞」の第1回準入選作品である(当時の題は『ユニバーサル・ガーディアン』)。同年の入選作『異能使い』よりも先に商品化され、デザイナーの矢野自身も後にF.E.A.R.に入社している。 「レネゲイドと呼ばれる未知のウイルスの影響で超人となった少年少女を中心とするキャラクターが、彼らの平凡な日常を守るために非日常の力を駆使して戦う」というテーマは、G・R・R・マーティンらによるシェアード・ワールドSF小説ワイルドカードシリーズの影響を強く受けており、ティーンエイジャー向けのライトノベル作品などと相性がよく、現代物のテーブルトークRPGの良作として支持されている。 システム的には、守るべき日常の象徴として他者との絆を表すロイス〔『スーパーマン』クラーク・ケントの恋人の名前ロイス・レインから取られている。〕と、ロイスを喪失することで変化し、昇華された際に強い力の源となるタイタス〔シェイクスピアの復讐劇『タイタス・アンドロニカス』から取られている。〕という2つのコネクション概念によって作品テーマが表現される。 力を使えば使うほど、他者との絆を失えば失うほど、日常には戻り難くなる(=ゲーム的な死=キャラクターロスト)構造になっている。 また、「ステージ」の概念を導入しており(後述)、舞台設定を変化させることによって様々な物語への対応が可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダブルクロス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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