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ダプトマイシン(Daptomycin, DPT)はリポペプチド系の抗菌薬のひとつ。 ほとんどの抗菌薬が効かないMRSA感染による皮膚軟部組識感染や敗血症、右心系感染性心内膜炎などの治療薬として利用される。 == 歴史 == ダプトマイシンは放線菌 Streptomyces roseosporus が生成する物質より発見された。 1980年代に Eli Lilly and Company が発見した(LY146032)が、臨床試験で高用量投与時に筋炎などの副作用が発症したため、試験中止となっていた。 その後LY 146032の開発権利は1997年にCubist Pharmaceuticalsに引き継がれた。 2003年に18歳以上の患者に対しての適応がFDAで承認されアメリカで販売された。その後キュビシン(Cubicin)という商品名でEUなどでも利用されている。 日本では2011年よりMSD(旧万有製薬)が販売している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダプトマイシン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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