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ダラム城[だらむじょう]
ダラム城 (Durham Castle)は、イギリス・ダラムにあるノルマン様式建築の城。1840年より全体がダラム大学学生寮となっている。城はダラム大聖堂と共にウェア川を見下ろす丘の上に立つ。 ==歴史== 城の原型は、11世紀にイングランド王国北部においてノルマン朝の勢力を投影させるために建てられた。1066年のノルマン・コンクエストの分裂に従い、野蛮で移り気なままの北部イングランドの人口増加があったためである。城は、ノルマン人が好んだ初期モット・アンド・ベーリー型城の秀逸な例である。ダラム司教の聖務所としての城の所有は、アングロサクソン時代から封建的な領主司教であったダラム司教を味方につけて王家の権力を振るおうとした王によって、許可されたものだった。城はダラム司教座となった。 城は、ダラム司教がビショップ・オークランド(カウンティ・ダラムの町)に司教邸宅をつくるまで、ダラム司教の司教邸宅であった。城はダラム大学学生寮に転用された。 城内には、14世紀初頭に司教アントニー・ベックがつくった広大な大広間(Great Hall)がある。15世紀終わりに司教リチャード・フォックス(のちヘンリー8世に重用され王璽尚書も務める)が縮小するまで、イギリス最大の大広間だった。しかし、今も高さ14メートル、長さ30メートルの広さである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダラム城」の詳細全文を読む
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