翻訳と辞書
Words near each other
・ ダラム郡 (テキサス州)
・ ダラル・ミドハト=タラキッチ
・ ダランガ症候群
・ ダランザドガド
・ ダランチュラス
・ ダランビア
・ ダランベルシアン
・ ダランベール
・ ダランベールのパラドックス
・ ダランベールの仮説
ダランベールの原理
・ ダランベールの収束判定法
・ ダランベールの定理
・ ダランベールの式
・ ダランベールの微分方程式
・ ダランベールの演算子
・ ダランベール演算子
・ ダランペール
・ ダラン・ノリス
・ ダラン・バルジュドの戦い


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ダランベールの原理 : ウィキペディア日本語版
ダランベールの原理[だらんべーるのげんり]

ダランベールの原理英語:d'Alembert's principle)は、1743年にフランスの数学者ジャン・ル・ロン・ダランベールが著書「力学論」において発表した古典力学原理
簡単のために一つの質点を考え、その質量を m とする。それに外界から F が加わえられ、質点 m が加速度 ''d''2r/''dt''2 で運動する場合を考える。このとき、質点の運動を記述するニュートンの運動方程式は、
: \ddot:=
: m \ddot = \mathbf
となる。この式の左辺を右辺に移項すると、
: \mathbf - m\ddot = 0
となり、これは質点に作用する外力 F に対し、-''md''2r/''dt''2 なる力がかかって全体が力のつり合った(平衡した)状態であるとみなすことができる。このように見かけの力 (-''md''2r/''dt''2) を仮定することで、運動の問題を力のつり合い(平衡)の問題に帰着させることを、ダランベールの原理という。このとき、見かけの力 -''md''2r/''dt''2慣性力慣性抵抗とも)と呼ぶ。
この原理は、''n'' 個の質点系、質点だけでなく形のある物体(連続した物体)についても成り立つ。
:\sum_^ \mathbf_i - m_i \ddot = 0
== 関連項目 ==

*最小作用の原理
*解析力学


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダランベールの原理」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.