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ダルマストーブ
ダルマストーブとは明治から昭和中後期にかけて日本で使用された鋳鉄製の暖房器具である。その形体(膨らんだ寸胴形、寸胴形、球形など)がだるまを想起させダルマストーブと呼ばれる。 == 駅、学校、家庭のダルマストーブ == 冬季の暖房に鋳鉄製の大型のストーブが駅の待合室や公共施設、学校の教室で使用されていた。燃料は主に石炭、コークス、木材(薪、オガ炭)などが使われていたが、本来は石炭を燃料とすることを想定して作られているストーブである。北海道では球形の「ダルマストーブ」を一般家庭でも使用することがあったが、一般的には胴長の鋳物ストーブを総称してダルマストーブと呼んでいた。これらの場所では、昭和中期から後期にかけて急速にガスや石油ストーブに置き換わり、姿を消していった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダルマストーブ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Potbelly stove 」があります。
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