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ダンシングレインはアイルランドで生産されたイギリスの競走馬。2011年に英オークス・独オークス優勝するなど重賞3勝を記録している。 == 戦歴 == 2008年アイルランドのスウェッテナムスタッドで出生。翌年9月の1歳馬せり市にて20万ユーロ(当時レート換算約2520万円)で落札され、英国マーティン&リー・テイラー兄弟の所有馬となったダンシングレインは2010年10月のメイドン競走に初出走し2着という結果に終わる。当年のレースはこの1走のみとなったが、半年の休養を経て翌2011年4月初勝利を記録する。 その後準重賞2着を挟んだダンシングレインは英オークスに出走。英1000ギニーを制したブルーバンティングなどに注目が集まり、7番人気と評価は低めであったが、マイペースの逃げに持ち込むとそのまま後続馬の追撃を振り切り優勝、初重賞勝ちを決めている。続くアイリッシュオークスでは控える競馬を試みるも、先のブルーバンティングらに後塵を喫し5着敗退、しかし次いで出走したディアナ賞(独オークス)では先行策からの逃げ切り勝ちを収め2度目のG1タイトルを獲得している。 同レース後ダンシングレインを管理するハガス調教師は秋の目標レースとして日本で行われるエリザベス女王杯への参戦を表明、10月にその前哨戦となるブリティッシュチャンピオンズフィリーズ&メアズステークスを勝ち、G1レース2勝という実績を引っさげての来日となった。しかしG1ホースながら日本での評価は7番人気という低いものであり、レースも終始後方のまま見せ場無く16着という結果に終わった。 ダンシングレインは古馬となった2012年も現役を続けたが、脚の怪我の治療に時間がかかり、予定されていたコロネーションカップ・ヨークシャーオークスを回避するなど、シーズン大半が休養に充てられている。10月に戦線復帰したダンシングレインは、この年2走するも勝ち星を挙げるには至らず12月の香港ヴァーズ8着を以って現役を引退。繁殖牝馬として引き続き繋養されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダンシングレイン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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