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ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版(ダンジョンズ アンド ドラゴンズ だいよんはん、''Dungeons & Dragons 4th Edition'')とは、テーブルトークRPG(TRPG)「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(以後、D&Dと略)シリーズのルールバージョンの1つである。アメリカ合衆国でウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)社により2008年に発売され、日本でも株式会社ホビージャパンによって翻訳発売された。 ダンジョンズ&ドラゴンズ#系譜にて記載されたように、ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版はアドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ(以後、AD&Dと略)の第4版である。かつて株式会社新和およびメディアワークスが日本語版を翻訳発売していた「ダンジョンズ&ドラゴンズ」とは別の系譜のシステムなので注意が必要である。(こちらについてはクラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズの項目を参照) ==概要== 2008年6月、それまでのD&D第3版/第3.5版からルールを大きく変更した第4版が発売された。第3版は主にAD&Dのルールをもとに整理、簡略化、拡張したものであった。第3版は基本的なルールはd20システムのもとにシンプルになったが、反面、データと選択ルールは膨大な量になり、システムの恐竜化を招く結果となった。 これらの反省面から、第4版ではd20システムを根本から見直し、第3版とはほとんど別のシステムとしてデザインされた。第4版ではプレイヤーキャラクターに関するほとんどの能力がキャラクタークラス単位で与えられるようになっており、今までのD&Dにあった「呪文」のような「クラスと関係なく存在するデータ」がそれまでより少ない。この形式により、一人のプレイヤーキャラクターが使用可能なルールやデータが何冊ものサプリメントにあまりに分散しすぎないように配慮された。 日本国内では、2008年12月から日本語版の展開が開始された。それまでのD&D日本語版の展開と比べるとアメリカ本国との時間差は少ない。第4版日本語版展開開始と同時に、第3版、第3.5版の日本語版製品は全て展開終了、絶版扱いとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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