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『ダンス・トゥ・ザ・ミュージック』(Dance to the Music)は、アメリカ合衆国のファンク・バンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーンが1968年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。というジャンルを広めた作品として知られる〔Rock Hall Anniversary: Sly & the Family Stone's Dance to the Music | Examiner.com - 2013年12月28日閲覧〕。 == 解説 == 本作に収録された「ハイヤー」は、1969年のアルバム『スタンド!』に収録されている「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」の原型となった曲である〔Higher - Sly & the Family Stone | AllMusic – Song Review by Matthew Greenwald〕。 本作に先行して「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」がシングルとしてリリースされ、アメリカのBillboard Hot 100で8位、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートで9位〔、全英シングルチャートでは7位〔SLY & THE FAMILY STONE | Official Charts Company - 2015年4月26日閲覧〕という大ヒットを記録した。そして、本作はBillboard 200で142位、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは11位に達している〔。 音楽評論家のStephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて「ソウルを輝くようなメロディ、万華鏡のようなアレンジ、複雑に絡み合ったインタープレイ、そして巧みで速いリズムに満たされたサイケデリックな陽光として表現することは、このレコードの前には誰も、ザ・ファミリー・ストーンでさえもなし得なかった」「完璧ではないが、やはり良いレコードである」と評している〔Dance to the Music - Sly & The Family Stone | AllMusic - Review by Stephen Thomas Erlewine 〕。 1995年にレガシー・レコーディングスから発売されたリマスターCDには、未発表曲「ソウル・クラッピン」が追加された〔Sly & The Family Stone - Dance To The Music (CD, Album) at Discogs - 1995年再発盤〕。また、2007年に発売されたリマスターCDには、前出の「ソウル・クラッピン」やオーティス・レディングのカヴァー「アイ・キャント・ターン・ユー・ルース」も含む6曲がボーナス・トラックとして収録された〔Sly & The Family Stone - Dance To The Music (CD, Album) at Discogs - 2007年再発盤〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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