翻訳と辞書
Words near each other
・ ダーリン (桑田佳祐の曲)
・ ダーリンとマドンナ
・ ダーリンの頭ン中
・ ダーリンは外国人
・ ダーリンは生モノにつき
・ ダーリンは芸能人
・ ダーリング
・ ダーリング (映画)
・ ダーリング (沢田研二の曲)
・ ダーリングトニア・カリフォルニカ
ダーリングトニア属
・ ダーリングハーバー
・ ダーリング・リバー
・ ダーリング崖
・ ダーリング川
・ ダーリング病
・ ダーリントン
・ ダーリントンFC
・ ダーリントントランジスタ
・ ダーリントン・レースウェイ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ダーリングトニア属 : ウィキペディア日本語版
ダーリングトニア・カリフォルニカ

ダーリングトニア・カリフォルニカ ''Darlingtonia californica'' Torr. は、サラセニア科食虫植物。筒状の葉の先端が丸く膨らみ、下側に口が開く。また口のそばに垂れ下がる付属体がある。北アメリカ東岸の一部にのみ分布し、本種1種のみで独立属をなす。
== 概説 ==
サラセニア科の他の植物と同じように、本種も葉が筒状になり、そこに虫が落ち込むようになっている。ただし葉の先端は大きく膨らみ、その下面に入り口があり、さらに入り口には先が二つに分かれた付属物がある点は独特である。膨らんだ頂端部は光を通し、昆虫が入りやすくなっている。花は花弁がよりあって雄しべと雌蘂を包み込む。花弁同士のすき間にその縁がくぼんで穴になる部分が出来、昆虫はこの穴から出入りする。
北アメリカ西部のごく限られた湿地にのみ分布する。生息地は冷たい水が流れる場所に限られる。面白い形の食虫植物として栽培されることもあるが、夏期の高温を嫌うので日本での栽培は難しい。
学名としてはクリサンフォラ属 ''Chrysamphora'' も、特にアメリカで使われた〔小宮(1978),p.1503〕。英名はコブラプラントで、立ち上がり、先端が膨らんだ葉の形によるものであろう。和名としてはランチュウソウがあり、これは膨らんだ葉の先端から鰭状の付属体が下がるところを金魚ランチュウに見立てたものである〔メリチャンプ(1997),p.56〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダーリングトニア・カリフォルニカ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.