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チアチア語 : ウィキペディア日本語版
チアチア語[ちあちあご]

チアチア語ラテン文字: Bahasa Ciacia)は、インドネシアスラウェシ島沖にあるブトゥン島南端の町周辺で話されているオーストロネシア語族系の言語。南部ブトゥン語 (South Buton(ese)) とも呼ばれる。
==概要==
チアチア語話者は2005年の時点で約8万人である〔。ただし、ほとんどの者がほぼ同じ言葉のかインドネシア語も話せる。ウォリオ語は表記にアラビア文字を使い、一方でインドネシアの学校ではラテン文字しか教えないので、書き言葉としては使われなくなってきている〔Butonese - Introduction 〕。
チアチア語は南東スラウェシ州ブトゥン島南部、ビノンコ島、バトゥアタス島などで使われている〔。伝説によると、ビノンコ島のチアチア語話者は、ブトゥン島のサルタンから派遣された軍の末裔である〔Noorduyn, J. 1991. "A critical survey of studies on the languages of Sulawesi" p. 131.〕。
ブトゥン島の言語事情は複雑で、十分に調べられていない〔Noorduyn, J. 1991. "A critical survey of studies on the languages of Sulawesi" p. 130.〕。方言として、Kaesabu、Sampolawa (Mambulu-Laporo)、Wabula、Masiriなどがある〔〔Donohue, Mark. 1999. "A grammar of Tukang Besi". p. 6.〕。Masiri方言は語彙も豊富である〔。Pesisir方言で''gh''と発音するところ、Pedamalan方言では''r''と発言する。ただしPedamalan方言は外来語の影響が強い〔Konisi & Hidayat〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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