翻訳と辞書
Words near each other
・ チェスター・ジレット
・ チェスター・ステーションの戦い
・ チェスター・ニミッツ
・ チェスター・ハイムズ
・ チェスター・ハーディング
・ チェスター・バーナード
・ チェスター・ビーティー・ライブラリー
・ チェスター・ビーティ図書館
・ チェスター・ベニントン
・ チェスター・ワッツ
チェスター伯
・ チェスター伯爵
・ チェスター動物園をつくろう
・ チェスター級軽巡洋艦
・ チェスター郡
・ チェスター郡 (サウスカロライナ州)
・ チェスター郡 (テネシー州)
・ チェスター郡 (ペンシルベニア州)
・ チェスチング
・ チェスティ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

チェスター伯 : ウィキペディア日本語版
チェスター伯[ちぇすたーはくしゃく]
チェスター伯爵(チェスターはくしゃく、 Earl of Chester)は、イングランド王国、のちイギリス(連合王国)の伯爵位。
== 歴史 ==
チェスターイングランド西部の都市である。元々は土着の有力豪族が支配しており、11世紀半ば過ぎに伯爵領として独立した。12世紀には国王をしのぐほどの勢力を誇ったが、1237年に当主のハンティンドン伯ジョン・オブ・スコットランドが子なくして死すと、イングランド王ヘンリー3世領となる。4代アルベマール伯ウィリアムが一時支配権を主張したが領地替えで納得させ、1254年、エドワード王太子(後のエドワード1世)の所領となる(爵位なし)。1264年第2次バロン戦争でエドワードが他の王族らと共に拘束されると、実権を掌握したシモン・ド・モンフォールがチェスター伯爵となったが、翌年に敗死。爵位も再び空位となった。
エドワード1世は外征を繰り返し行ったが、チェスターはウェールズ侵攻の足掛かりとして重宝された。1301年、王太子エドワード(後のエドワード2世)がウェールズ大公とともにチェスター伯爵となり、爵位が復活する。エドワード2世即位の後、1312年にエドワード王太子(後のエドワード3世)が叙爵されるとこれが慣例化し、以降、イングランド王太子(後に連合王国王太子)はウェールズ大公とチェスター伯爵をセットで名乗るようになる。1398年リチャード2世の命によって一時独立して公国となったが、翌年新国王ヘンリー4世によって伯爵領に戻されている。以降、チェスター伯位は主に王位継承者が保持した。
その叙爵の経緯から、伯爵としては比較的高い権威を持っており、現在もチェスターには常任の紋章官が在任する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「チェスター伯」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.