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チタン酸リチウム
チタン酸リチウム(チタンさんリチウム、lithium titanate、正確にはメタチタン酸リチウム lithium metatitanate)は、リチウムとチタンを含む化合物の一つ。室温では灰白色の粉末としてみられ、化学式で表わされる。 高速充電が可能なチタン酸リチウム二次電池のアノード材料として用いられる。また、琺瑯磁器やチタン酸塩ベースのセラミック絶縁体の添加剤としても用いられる。安定性が高いため融剤として用いられることも多い〔。近年、他のリチウムセラミックスと共に、メタチタン酸塩粒が核融合用のトリチウム増殖材料として研究されている。 == 結晶 == の最も一般的な結晶系は単斜晶系である〔。 別の安定な単斜晶系として、β-も知られている。 また、固溶体的な振舞いを示すγ-と呼ばれる相が、の温度範囲で可逆的に生じることも知られている〔。低温合成過程では、γ-と同型の立方晶系準安定相が生じることが知られており、α-と呼ばれる。この相は約で安定なβ相に転移する〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チタン酸リチウム」の詳細全文を読む
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