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チヌーク
チヌーク(シヌーク、Chinook)は北米のロッキー山脈の東側に吹きおろしてくるフェーン風。24時間以内に気温が20度以上も上昇し、湿度は10パーセント以下に下がる。急速に山岳部の雪を溶かすので雪食い(Snow-eater)と呼ばれることもある。山脈が何条も走るカナダ・ロッキー山脈の山間部盆地であるオカナガン渓谷は、この風の影響で砂漠気候が発達し、ブドウ栽培に適する。 *1943年1月22日、サウスダコタ州 Spearfishで急激な温度変化を観測。AM7:30(MST)頃に −4(−20℃) だったが、2分後には 45(7℃) になっていた。この 49(27℃)/2分 の温度上昇は世界記録である。その後AM9:00には 54(12℃) だったのが、27分後には 58(32℃) 下降して −4(−20℃) になっていた。 カナダ・アルバータ州南部でもよく見られ、レスブリッジ近くでは1時間に-19℃から+22℃へ41℃も上昇した記録がある (1962年2月)。
==関連項目==
* 地方風
ml:കാറ്റ്#ചിനൂക്ക്
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チヌーク」の詳細全文を読む
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