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チャーリー・ロバートソン : ウィキペディア日本語版
チャーリー・ロバートソン

チャーリー・ロバートソン(Charles Culbertson Robertson, 1896年1月31日 - 1984年8月23日)は、1920年代に活躍したアメリカメジャーリーグの野球選手。ポジションは投手テキサス州デクスター生まれ。右投げ左打ち。1922年にMLB史上5人目の完全試合を達成した。
==略歴==
オースチン大学を卒業後、ホワイトソックスに入団。1919年5月13日の試合に先発しメジャーにデビューする。速球と大きなスローカーブが持ち味の投手だったが、この時は2イニングで2点を失い敗戦投手となった。一旦メジャーから降格した後、再びホワイトソックスの投手として先発したのは1922年のことである。
ロバートソンは1922年の4月26日のクリーブランド・インディアンス戦で初勝利を挙げたあと、4月30日の対デトロイト・タイガース戦で完全試合を達成する。この日タイガースの本拠地ネビン・フィールドには25,000人もの観客が詰め掛け、グラウンドにロープを張ってあふれた客を入れるほどであった。2回裏、タイガースの三番打者ボブ・ヴィーチがこのあふれた観客の中に飛び込みそうな打球を放ったが、ホワイトソックスのレフトを守っていたジョニー・モスティルがこの打球をロープぎりぎりで好捕し、ロバートソンを助けた。俊足だったモスティルの普段の守備位置はセンターだったのだが、この試合ではたまたまレフトを守っていたのもロバートソンには幸運だった。
無名の投手の突然の好投に、タイガースのタイ・カッブハリー・ハイルマンは、ロバートソンがボールに不正な操作をしていると抗議し、試合は2度中断されたが、ロバートソンの好投を止めることはできなかった。試合後タイガースは、この試合で使われたボールをアメリカンリーグ会長だったバン・ジョンソンの元に送りつけ、不正操作がないかを調べるよう主張したが、不正の跡は見つからなかった。それでもカッブは諦めきれず、亡くなるまでロバートソンがボールを操作したといい続けていたそうである。
この年ロバートソンは自己最多の14勝(15敗)の成績を挙げ、翌1923年までホワイトソックスの先発陣の一人として活躍したが、1924年以降は4勝10敗、8勝12敗と勝てなくなり、1925年シーズンオフにホワイトソックスから放出される。その後セントルイス・ブラウンズ、ボストン・ブレーブスと在籍するが勝ち星が伸びず、1928年6月18日の登板が彼のメジャーでの最後の登板となった。
ロバートソンは1984年に、テキサス州フォートワースで88歳で亡くなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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