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チョウゲンボウ(長元坊、学名:''Falco tinnunculus'')は、鳥網ハヤブサ目ハヤブサ科に分類される1種である。小型のハヤブサ類。 語源は不明だが、吉田金彦は、蜻蛉の方言の一つである「ゲンザンボー」が由来ではないかと提唱している〔野鳥の名前・225頁〕。チョウゲンボウが滑空している姿は、下から見ると蜻蛉が飛んでいる姿を彷彿とさせることがあると言われ〔野鳥の名前・225頁〕、それゆえ、「鳥ゲンザンボー」と呼ばれるようになり、いつしかそれが「チョウゲンボウ」という呼称になったと考えられている。 == 分布 == ユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布する。寒冷地で繁殖した個体は、冬季に南方へ渡り越冬する。 日本では、夏季に本州の北部から中部で繁殖する。北海道や四国、九州でも夏季に観察されたことがあり、繁殖している可能性もある。冬季は繁殖地に残る個体と暖地に移動する個体に分かれる。また、日本全国各地に冬鳥として渡来する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チョウゲンボウ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Common kestrel 」があります。 スポンサード リンク
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