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チョーク : ウィキペディア日本語版
チョーク

チョーク (chalk) は、主に黒板に字や絵をかくために用いる文房具である。白墨(はくぼく)とも言う。
== 概要 ==
チョークとは本来原料である白亜のことであるが、近年は炭酸カルシウム石膏硫酸カルシウム)を水で練り成型したものが使われている。また、ホタテ貝殻ホタテ貝殻配合チョーク (日本理化学工業)〕や卵殻卵殻リサイクルチョーク (日本白墨工業)〕などから作られることもあり、ホタテ貝殻再生材を使ったチョークはかなり広く使われている。白色のチョークとは逆に黒色のものも存在しており、これは画材に用いられる。筆記の際に手が汚れないように、チョークホルダーが用いられることもある。なお、黒板が緑色になったのは、黒色の黒板であると白色の線が目の負担になるためである。
工作物の材料などに直線を引くための道具として、墨壺におけるの代わりに専用のチョークの粉末を用いる、チョークラインと呼ばれる道具もある(墨壺の項目を参照)。
また、ビリヤードキューの滑り止めにもチョークが使われる。キューの先端に塗ることで球に回転をかけたり、ひねったり、速度を変えられる。青色が主流だがほかにゴールド、赤、黄色などがある。
日本では、主に学校で教師が授業の際に黒板に文字を書くために用いられる。また、主成分の炭酸カルシウムや硫酸カルシウムがアリに嫌がられるため、アリ除けにも用いられることがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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