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チョールヌィイ・オリョール : ウィキペディア日本語版
チョールヌィイ・オリョール

チョールヌィイ・オリョール(Chyornyh Oryol:ロシア語:)は、ロシア連邦で開発された主力戦車である。名称はロシア語で“黒い鷲”の意で、「カザノワシ」のことである。対外的にブラック・イーグル英語:Black Eagle)という英名も使用される。
1990年代に開発され、ロシア軍を始めとして多方面に売り込みが図られていたが、開発元の国営公社オムスク戦車工場(Omsk Transmash:ロシア語:)の経営状況の悪化により開発中止となった。
なお、日本語では「チョールヌイ・オリョール」「チョルヌィー・オリョール」などとも表記される。
)という英名も使用される。
1990年代に開発され、ロシア軍を始めとして多方面に売り込みが図られていたが、開発元の国営公社オムスク戦車工場(Omsk Transmash:ロシア語:)の経営状況の悪化により開発中止となった。
なお、日本語では「チョールヌイ・オリョール」「チョルヌィー・オリョール」などとも表記される。
== 開発の経緯 ==
ソ連では、精鋭部隊向けの高性能戦車T-64T-80と、一般向けおよび輸出向けの普及型戦車T-72が平行して開発・生産されていた。ソ連時代には、ウクライナハリコフ(現:ウクライナ ハルキウ市)にあるモロゾフ設計局(KMDB)及びマールィシェフ記念工場が精鋭部隊向けの戦車の開発・生産を担っていた。そのため、ソ連崩壊によりウクライナが独立すると、ロシアでは早急に高性能の新型戦車を自国で開発する必要に迫られることになった。
T-80Uの発展型となるT-80UMも開発されたが、経済状況の悪化による財政難に苦しむロシアにとってT-80は高価すぎたため、導入は遅延した。しかも、これらの戦車では隣国ウクライナの開発したT-80UDT-84及びそれらの発展型に対抗できる性能はなく、西ヨーロッパ各国もレオパルト2ルクレールチャレンジャー2などの新型戦車への更新を次々に行っていたため、ヨーロッパにあってただロシアだけが新型戦車の開発・配備が著しく遅れる形になっていた。また、湾岸戦争M1エイブラムスに対してT-72(輸出型)の示した一方的敗北は、モンキーモデルの輸出型とはいえ、ロシアの軍事力が軽視される要因となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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