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チョ・オユー
チョ・オユー(Cho Oyu, )は、ネパールと中国チベット自治区にまたがるヒマラヤ山脈の山。標高は8,201 mで世界第6位。チョー・オユーとも表記される。 == 概要 == シェルパ語で「トルコ石の女神」の意味。全部で14座ある8000m峰の中では最も登りやすい山とされ、多くの公募隊が組まれている〔山と渓谷 2012年3月号 p88〕。エベレストの前哨戦として選ばれることの多い山でもある。ただし登りやすいといっても、それはノーマルルート(北西稜)のことであって、南西壁は標高差2000mの大岩壁となっており、技術の卓越した登山家のみが選択するルートとなっている。他の8000m峰に比べると山頂が広く、最高地点が不明瞭なため、背景にエベレストとローツェが写りこむように撮影することが登頂の証明として好まれている。 初登頂はエベレストが登られた1年後の1954年である。この登頂で特筆すべきなのは、隊員3人、シェルパ7人、隊荷の総重量1トンという、当時としては少人数・軽装備であること〔『孤独の山』 解説「ヒマラヤ・クライミングの進展」 p130 〕〔Cho Oyu First Ascent Books 〕。そして8000m峰としては唯一、秋に初登頂されたことである。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cho Oyu 」があります。
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