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チリ陸軍[ちりりくぐん]
チリ陸軍(西:Ejercito de Chile)はチリの陸軍。近年行われた更新整備計画により、南米諸国でもっとも現代的プロフェッショナル化が進められた陸軍である。チリ陸軍の装備品の多くはドイツ、オランダ、スイス、アメリカ合衆国、イスラエル、フランス及びスペインから供給されている。 == 歴史 == 1810年12月2日にホセ・ミゲル・カレーラが指導したサンティアゴ・デ・チレの自治政府国民会議のもと陸軍が創設された。陸軍は初代司令官カレーラやホセ・デ・サン・マルティン、ベルナルド・オイギンスらに率いられてスペイン王党派に対して独立戦争を戦った。独立を勝ち取りチリ共和国が成立した後に、オイギンスは軍を再編成するため1817年に陸軍士官学校を設立した。チリ解放後、チリ陸軍はアンデス軍を辞して司令官となったサン・マルティン将軍に率いられ、王党派の支配していたペルーの首都リマを解放した。 その後、周辺諸国の革命、1836年から行われたペルー・ボリビア連合との、アラウカニア制圧作戦や太平洋戦争のほか、1891年のチリ内戦や20世紀のクーデター、1973年からの軍事独裁政権時代を経て現在にいたる。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chilean Army 」があります。
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