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チルソン号 : ウィキペディア日本語版
チルソン号[ちるそんごう]
チルソン号(Chilsong)とは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)船籍の貨物船2002年茨城県日立港座礁、後に解体処分された。
== 座礁事故 ==
2002年(平成14年)、チルソン号は日本の北朝鮮支援団体レインボーブリッヂが寄付した燃料用ゴムタイヤチップ1,100tを輸送するために日立港を訪れた。しかし検疫のために錨地で停泊中、折からの悪天候によりうねりで約800m流されたのちに、12月5日午前0時10分頃に日立港東防波堤で座礁した〔「内外商船ニュース 北朝鮮船籍の貨物船が日立港で座礁」 『世界の艦船』第607集(2003年2月号) 海人社〕。
座礁した船体に転覆の恐れはなく、21名の乗組員に負傷者はなかったが、船体から燃料重油流出。翌日には常陸那珂港から磯崎漁港の広い範囲にかけて油が漂着する被害を出した。重油の撤去は800名弱のボランティア活動などにより12月中に解消されたものの、座礁した船は消波ブロックにくい込み離礁できず、長い間、日立港に座礁した姿をさらし問題となった。
12月18日には、那珂湊海上保安部から船主に対して同船の早期撤去を求める警告書が出され〔「ニュースフラッシュ 日立港外に座礁した北朝鮮の貨物船「チルソン」Chilsong」 『世界の艦船』第608集(2003年3月号) 海人社〕、茨城県も北朝鮮側に対して船の撤去を求めたものの、「事故の原因は、海図に載っていない防波堤を勝手に作った日本側にある。」と黙殺された。結局、県などが費用(解体費用だけで約2億円)を出資して解体処分した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「チルソン号」の詳細全文を読む



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