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ツェラーの公式 : ウィキペディア日本語版
ツェラーの公式[つぇらーのこうしき]
ツェラーの公式(ツェラーのこうしき、Zeller's congruence)とは西暦グレゴリオ暦またはユリウス暦)のから、その日が何曜日であるかを算出する公式である。クリスティアン・ツェラー () が考案した。ユリウス通日を求め、そこから曜日を求める計算と本質は同じである。
== 公式 ==
ymd 日の曜日を求める。
ただし、1月2月は、前年のそれぞれ13月・14月として扱う。たとえば、年1月1日・2月1日は、年13月1日・14月1日とする。また、紀元前 \hat y 年は西暦 1 - \hat y 年として扱う。たとえば、紀元前1年・前2年・前3年は、0年・-1年・-2年となる。
曜日を表す h は次の式で求められる:
: h = \left\ \mod 7
\mathit \Gammaグレゴリオ暦 () かユリウス暦 () かで変わる項で、
: \mathit \Gamma = \begin
- 2 C + \left\lfloor \frac C 4 \right\rfloor & \mbox ( 1582 \lessapprox y ) \\
- C + 5 & \mbox ( 4 \lessapprox y \lessapprox 1582 )
\end

ただし
: C = \left\lfloor \frac y \right\rfloor
: Y = y \mod 100
\lfloor x \rfloorはxを超えない(x以下)の最大の整数(床関数)、x \mod nxn で割った剰余である。CY は、(西暦が4桁の場合)西暦の上2桁と下2桁を表す中間変数で、たとえば年なら、それぞれとになる。
h は、0~6で土曜日~金曜日を表す。現在標準的な ISO 8601D(1~7で月曜日~日曜日)を求めるには、次の式
: D = \left\left\ \mod 7 \right + 1
を使う。
これらの計算式は、それぞれの暦を過去または未来に延長して使うならば、有効範囲の限界はない。ただし、歴史上の日付を扱うには、現代使われているグレゴリオ暦に切り替わった日付に注意が必要である。詳細はグレゴリオ暦#グレゴリオ暦の各国・各地域における導入を参照。さらに西暦4年3月1日以前は閏年の規則が異なるので、ユリウス暦の公式も適用できない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ツェラーの公式」の詳細全文を読む



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