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ツケヒキ定石[つけひきじょうせき] ツケヒキ定石(ツケヒキじょうせき)は、囲碁における基本的な定石の一つ。小目に対する一間高ガカリから発生する下記の形を指す。他にもツケヒキを含む定石は数多くあるが、単に「ツケヒキ定石」と言った場合は下記の形を指す。 小目の一間高ガカリに対し、黒が下に1とツケ、白2のオサエに対して黒3と引いてできる形。ツケヒキが打たれた後、白からはaのカタツギまたはbのカケツギが普通。中央を重視する場合、cの大ゲイマあるいはdのケイマなどが打たれることがある。また白は何も打たず、このまま手を抜くこともある。 黒は隅に10目程度の地を確保して安定し、白は下辺に展開して、部分的に互角とみなされる。 == カタツギ ==
(上辺)白が1に堅くツイだ場合、次に白からaとツケる手を防いで、黒2あたりにトンでおくのが普通で、bにコスむ手もある。白は3と上辺へ二立三析にヒラいて一段落となる。後に黒cのツメからdの打ち込みなどが狙いとなる。 (下辺)白3と高くヒラく手もある。aやbなどに味方の石がいる時などは、バランスの観点からこちらへヒラくことが多い。黒はcにツメてからdへのオキ、eとツメればfの打ち込み、あるいは単独でgへの侵入などが後の狙いとなる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツケヒキ定石」の詳細全文を読む
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