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ツノガイヤドカリ科[つのがいやどかりか]
ツノガイヤドカリ科 () はヤドカリの科の一つ。2000mより浅い、ほぼ全世界の海洋に生息する〔。海底の住処に隠れていること、比較的希少であることから、1987年の時点で標本は60個体程度しかなく、発表されたモノグラフも400程度にとどまっていた。英語では一般的に"symmetrical hermit crabs"(左右対称のヤドカリ)と呼ばれる。 == 形態 == 他のヤドカリと異なり、真っ直ぐな腹部と左右同数の付属肢を持つため、外見は左右対称である。また、腹部が石灰化しないのは他のヤドカリと同様である。この2つの特徴から、Edward J. Miersが本科最初の種を記載した時には、本科は"異尾類"(ヤドカリ)と"長尾類"(エビ)をつなぐ分類群であるとされた。この腹部のため、を住処として用いることは少なく、木片・岩・ツノガイの殻〔・海綿・竹やマングローブの破片などを用いる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツノガイヤドカリ科」の詳細全文を読む
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