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ツヤハダクワガタ : ウィキペディア日本語版
ツヤハダクワガタ

ツヤハダクワガタ (''Ceruchus ligunarius'') とは、昆虫綱甲虫目クワガタムシ科に属するクワガタムシ。体長12mm程の小型種。
全身が真っ黒ではあるが、同じルリクワガタ亜科に属するルリクワガタ属と近縁である。
原始的なクワガタムシで、ツヤハダクワガタ属のものはヨーロッパ北アメリカにも生息しており、また体型的に似通ったクワガタムシが化石としても出土している。
==体型==
多くのクワガタムシの体型が扁平であるのに対し、本種は筒状であり、クワガタムシの祖先と考えられているクロツヤムシと共通する。また、両前脚基節が互いに接しているのも特徴である。
体表は強い光沢を有し、前翅にははっきりとした縦の筋が、頭部には点刻が見られる。大顎は、根元に唯一の内歯があり、根元から外側に伸びた後中ほどで折れ曲がる。内歯から折れ曲がる付近までには内側に褐色の毛を有する。このような特徴的な大顎だが、全体の体長の5分の1程。
メスは、前胸背板と後翅の大きさはオスと殆ど変わらないものの、頭部と大アゴが小さく、全体として頭すぼみの体型になっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ツヤハダクワガタ」の詳細全文を読む



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