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ツリーイング・テネシー・ブリンドル : ウィキペディア日本語版 | ツリーイング・テネシー・ブリンドル ツリーイング・テネシー・ブリンドル(英:Treeing Tenessee Brindre)は、アメリカ合衆国原産のツリーイング・ドッグ犬種である。
== 歴史 == 1960年代に誕生した犬種である。理想的なツリーイング・ドッグ犬種を作り出すため、あるイリノイ州の牧師が米国のありとあらゆる地域を奔走し、集めてきた優秀だが名が知られていないツリーイング・ドッグとプロット・ハウンド、セントハウンド系犬種などを複雑に掛け合わせることによって作り出された。作出に使われた犬種は30種以上にも上るが、多くは優秀であるが原産地外ではまったく名の知られていない、知られざる名犬種が用いられた。 主にピューマやボブキャット、アメリカクロクマ、アライグマといった大型で気性の荒い猛獣をツリーイングするのに用いられた。パックで獲物のにおいを追跡し、発見すると吠えながら追いかけて木の上に追い詰める。そして、追い詰めた獲物を主人が猟銃で撃ち落として犬に仕留めさせるのが主な猟の内容である。獲物の追跡中も吠え続け、主人に獲物との距離や大きさ、種類などを教える。獲物が猛獣であるため、木の上に追い詰められる前に獲物と闘わなければならなくなることも多々あるが、本種は仲間と連携して勇敢に立ち向かい、倒すこともできる。 アメリカでは猟犬として人気があり、1967年に公式のブリーダー・アソシエーションが設立された。大半は実猟犬として飼育されていて、ペットとして飼われているものはまれである。アメリカでは著名な猟犬種のひとつであるが、原産国外ではほとんど知られていない。FCIにはまだ公認されていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツリーイング・テネシー・ブリンドル」の詳細全文を読む
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